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在宅で働く機会が増えたことをきっかけに、自分の自由な時間が増えたと感じている方も多いのではないでしょうか。最近の傾向を見ると、本業の他に副業を掛け持ちしている人の割合も増加傾向にあります。その他にも、「複業」という働き方が多く選ばれているのも事実です。
本業の他に補助として仕事を持つ「副業」とは異なり、「複業」は複数の会社との案件を並列する働き方で、「パラレルワーク」とも呼ばれています。つまり、「複業」では受注した仕事が全て「本業」なのです。
実際に複業をしている人の割合を見てみると、2019年に行われたインターネット調査ではなんと5人に1人の割合でパラレルワークをしていると回答しています。複業をする目的としては、経済的な理由が70%、自己投資やスキルアップを目的としている割合が50%という結果でした。
どんな種類の「複業」があるの?
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では、実際にどんな種類の「複業」が選ばれているのでしょうか。「複業」と一言でいってもその種類は様々です。
家にインターネット環境があれば働ける「在宅ワーク」型の働き方には、データ入力やコールセンターのカスタマーサポート業務、Webライティングなどが挙げられます。また、専門分野の知識を生かして働ける分野のお仕事は、英会話講師や家庭教師、システムエンジニアなどです。他にも、自分の趣味や得意分野を活かせる複業としては、ハンドメイドアクセサリーの販売やイラスト&デザインの作成、動画編集など多岐にわたります。
正確には「複業」ではないかもしれませんが、資産を運用するという意味で投資系の複業も注目を集めています。今人気の仮想通貨の運用や株式投資、オンラインカジノも收入を安定させる方法の一つとして活用している人も多いです。
まとめ
家にいる時間が増えたことで、自分が本当に何がしたいのかを考える機会が増えたことと思います。働き方に大きな変化が現れた今の時代、自分の興味のある分野で経済的な安定を求める傾向が強くなっているのです。単に「できること」を仕事にするのではなく、「やりたいこと」が仕事になれば、個人個人の成長に繋がるだけでなく、個人と社会の双方にメリットのある環境づくりが出来るようになるのではないでしょうか。